竜頭山

ガイドブックには“りゅうとうざん”となっております。
でも“りゅうず”と読むのかもしれない。 はっきりしない。

今日は7月4日。 アメリカの独立記念日です。
午前10時くらいまではよく晴れていた。
あぁやっぱり今日登れば良かった。
6月中一度も山に行かなかった金は次の日に休みがないと社会復活ができないと踏んでどうしても土曜日に行こうと・・・そうじゃないとやっべーだろうと意固地になり日曜日のほうが天気がいいという予報だったのだが無理して雨の日に山へ行ったのでありました。

7月3日  竜頭山  1351.6m 浜松市にあります。
ガイドブックによると頂上までそんなに急でもない、一定の斜度の道を登って行く感じなのである。
登山口は国道152号に面している。
ガイドブックによると駐車場は国道の脇にあると書いてあるのだが、実際は幅の広い路側帯である。駐車場と呼ぶのか?

午前8時に登山口に着くと小型の観光バスがおりました。
おじさんばっかりの団体さん。 
Nnnnnnおじさん達なのに姦しい。

さて、登山口には看板がいっぱい。


鈴鹿の山で登山口の標高が 130mなんて低いところにないよなぁ。

熊出るのかい? 出るみたいですね。 
後でアップしますが頂上にも「熊が出ます」看板があるのです。
まぁ、浜松市天竜区には『熊』という場所があるくらいですからね。


登り始めはなだらかで歩きやすい。 1,351mあるのに3時間で登れる山となっていることから、まぁガイドブックに偽りなしかと思って歩いていくと分岐がある。

光量が足りないので思いっきり手振れしてますが、ご愛嬌でしょう。


予定の道ではない方に書かれているのは「少し急坂。中級コース」との言葉。 いやぁ見栄張っちゃいました。
よしゃぁいいのにコース変更。
だってねぇ本当になだらかで歩きやすい道すぎて冒険したくなっちゃたんです。 これが後半に向けて大変なことになるのであります。

とにかく『中級コース』を行くこととして、歩き始めると坂が急になってきた。『フムッやっとそれらしくなってきたか。』
道は歩きやすいし斜度が上がっただけだった。
ときおり沢を渡ったりするものの鈴鹿の山ではごく普通の道。



ちっとも難しくない。
中級コースだなんてわざわざ書く必要があるのか?
ところが甘かったのは金のほうだった。
当初 3時間の予定だったのだが、情報なしの中級コースは 3時間では頂上まで程遠い場所までしか到達しないのね。
そろそろ着くだろうと思って上を見るが一向に景色が変わらない。
道はものすごく単調でただひたすら登るばかり。
開けた場所もない。 林の中の急坂をひたすら登るだけの道。
そして尾根線に出るのに歩き始めてから 4時間30分.
『俺って歩くのがこんなに遅かったのか?ガイドブックに書かれている速度では歩けるはずだったんだけどなぁ。』
お馬鹿な金はコースが変われば当然距離も変わることが頭に入っていなかった。
そして歩きやすい道ながらも累積標高差 1,499mの急坂を雨の中ひたすら 3時間以上。 流石にくたびれてきた。

頂上付近は岩が点在したり、晴れていれば展望の良いところで富士山まで見えたりと頂上付近はなかなか楽しめる場所のようだ。

非常に整備されいる。が、だ。
標識の距離数はいい加減だし、地図の案内だっていい加減。

僕は山頂側に 15m移動しているのに山頂までの距離が増えているのはどういう事でしょう。

距離についてのいい加減な標識を見せられて、その横にこれがあっても信憑性にかける。



濡れたアスファルトの表面は硬いシューズの底と相性が悪く滑る滑る。帰り道は予定の道を下りることにしたが整備された頂上付近の地図には金が入山した登山口がない。全く整備なのかなんなのか。 
登ってきた道を戻るしかないかと思ったが自分の持っている地図と見比べてルートを決めた。 まぁそれで正解だったのだがこちらの地図見たりあちらの地図見たりで折り始めるのに 20分ほど無駄にした。
下りるのは 2時間位のはずだ。
下り始めると「あれっ思ったより急じゃん」
でも路面は変わらず歩きやすい。
そして登ってきた道と同じく単調な道が 2時間(休憩を入れて2時間30分)続いた。 
Nnnnnn晴れの日リベンジをしたいと思わないなぁ。 
だって道が面白くないもの。