藤原岳 2010年 5月22日

本当は21日のほうが天気が良かったのだが・・・用事があって22日の山歩きになった。
天気は下り坂なのよねぇ。 その境が22日。
いなべの山の天気は金とはちょっと相性が悪いのよねぇ。
引っかかるんだなぁ。 
だけど三重県の山に登るのがいつ最後になるかわからないし・・・
えいやで山に行かなきゃ。
そんな強迫観念は必要ないと思うが・・・・・・・・・・

出発は予定通り(!?)1時間30分遅れ、8時20分歩き出し。
コースは前回と同じ裏登山道から山頂へ、そして表登山道を下りる。

まぁこの山の道は遊びなし、非難小屋のある9.5合目(9合目より上だし頂上じゃないから9.5合目ね)までただひたすら同じような角度で登る。
きっついのよ。前回は汗のかきすぎで脱水症状を起こし小屋を過ぎたところで太ももに痙攣を起こし天狗岩、展望台、下山と痙攣と戦いながら(実際は10分歩いて3−5分立ち止まって)ヒィヒィ言いながらの山行だったのよねぇ。しかも登り始めて8合目か9合目くらいまでは晴れていて景色のいいところについたら曇りで風が出て、17時30分に下山したら晴天で・・・・・・・ですから今回はリベンジなのである。

で、非難小屋についておにぎり2つを頬張って・・・晴れてる、晴れてるぞ。 そして空を見上げると「あぁ太陽に輪が・・・駄目ジャン」


天気予報大当たり天気は下り坂です。
そのとき団塊の世代グループの一女性
「太陽の周りに虹が出てるわよ。きれいねぇ。」
金『かんべんしてくれぇ。そんなんだから遭難するんだよぉ。』
その女性の言葉に釣られて若い兄ちゃん
「本当だ凄いなぁ。きれいだなぁ。ねぇ先輩。」
そのグループのリーダーは「かぁ雨降っちゃうじゃん。」
このグループは山小屋のノートで某国立大学のワンゲル部と判明。
昼飯を食べた後御池岳まで縦走。リーダーは頭を抱え、お馬鹿な後輩は太陽の輪(ハロ)を虹と間違え感動しきり、レッドカーペットに出してあげたいくらいのコントでありました。

そして藤原岳の頂上である藤原展望台に向かって歩き始め展望台につくころには・・・見事に曇ってくださいました。 ばかやろぉー
何でこうなの・・・天に文句を言っても金の言葉なんて天が聞いてくれる訳もなし、小屋に戻って天狗岩にいって下山と相成りました。
前回すんごくきついと思った表登山道は何と実はそんなに歩きにくい道ではなく・・・ひたすら登りひたすら下りる点では裏登山道と同じですがそれ以外は良く踏み固められた歩きやすい道だったのです。はは。

では、藤原岳写真アルバムです。

聖宝寺(しょうほうじ)の釣堀 魚はニジマス



涸れ沢も登る



6合目は広い。 なんか感じいいのよね。



石灰岩の山ですから。



非難小屋の建っている風景



展望台真下から



展望台から南に続く尾根を見ると、霞のかかっていない部分は従走路で、霞がかかって見え難くなってきた手前の台形の山が銚子岳、その直ぐ後ろに見えるピークが静ヶ岳。そこから左に目を移し奥にあるのが竜ヶ岳。 わっかるかなぁ?わっかんねぇだろうなぁ。(古っ!)(先週の写真と組み合わせると解るかも)



カエデの花。 満開でした。 高校生らしき虫屋曰く「ハナカミキリが群れています。」とのことでしたが曇っちゃってね。 金が見たときには群れてるというほどではなかった。



天狗岩に向かう道から藤原展望台を見る



天狗岩の裏側から御池岳



下山



あれっ? ついに姿を現したかっ? 余計なものが一杯入っているミレーのザックだ。