銚子岳

Nnnnnn
疲れたぁ。

宇賀渓―治田峠分岐―銚子岳―治田峠分岐―竜ヶ岳―宇賀渓
のつもりだったのでR・・・が挫けて銚子岳からピストンで戻ったのでR。

何故? いつもどおり遅刻(おいっ!)で出発が50分くらい遅れた。
それは計画に織り込み済みで登山届けの予定通りの時刻に下山できるはずだったのだが・・・膝のサポーターを締めすぎて20分歩いたら膝の上の筋肉が痛くて付け直しを余儀なくされ、このため更に20分デレイ。
頂上付近の笹原に出たらすんごい風で・・・尾根に出るとグォ〜グォ〜と怪物の吼えるような音で吹きまくっているのであった。
引き返そうかな如何しようかな・・・で更に10分くらい行ったり来たり。 結局「えぇい」で銚子岳まで行ったは良いが引き返して竜ヶ岳に登ることは断念。たった15分なんだけど笹原の尾根道で風がモロに吹きつけることに怖気づいてしまった。 それと竜ヶ岳経由だと30−40分余分に時間がかかるのよね。 遅れている上に銚子岳への最後の縦走路がえらいこと急登で、最初の締め付けすぎでへこたれた足を更に使ってしまい気力が萎えていたのでR。大好きな竜ヶ岳を横目で見ながらとぼとぼ下山せざるを得なかったわけ。



宇賀渓から裏道登山道で竜ヶ岳に向かう道は昨年の6月14日に使ったコース。林道から登山道に入ると渓流の終点まで谷沿いに登る。

結構水量の多い沢が続く。でも石上を歩くのは本当は嫌いなの。
だって疲れるんだ。 それにこの道は滑り落ちそうなところが多いのよ。


もう少し気温が高いと沢を渡る風が心地よいのでRが今年は気温が低い。 場所によっては風が寒いくらいに感じる中を登って、いよいよ笹原に出るころになると木の間から青空が見える。
「おぉ真っ青な空が・・・ん?何だこの音は?」
そう強風が吹き荒れているのであった。



写真だけだと何だか「あぁすっきり」みたいに見えるけどすごい音なのよ。


初夏のもこもこした山の形が好き。木によって若葉の色が異なって「あぁパステルカラーって僕を癒してくれるなぁ」。 広葉樹林帯は夏ももこもこしているけど色が単調だよね。 初夏は木の葉の色も濃淡がはっきりしているし、花も咲いているし綺麗でしょう。 若葉の色って花の色より好きだったりするのよねぇ。




兎にも角にも尾根線での強風は・・・私、大嫌いなのです。
治田峠分岐で行くか帰るか行ったり来たり。結局行くことに決めて縦走路を治田峠の矢印に沿って歩き始めるとそれまで以上に強風が・・・・
しかも分岐から2分くらい行くとはっきりした尾根道にでるまで笹を踏みつけた道をトラバースする道でちょっと怖いのでR・・・嫌いなのでR。
尾根道に出ると静ヶ岳までは経験済みの道とはいえ相変わらず「何本もの踏み跡」+「何本もの水の流れた跡」+「何本もの獣道」が入り乱れていて「さて本道はどれでしょう?当たるも八卦当たらぬも八卦」状態。 経験値がなかったら静ヶ岳への分岐にたどり着けなかったと思う。 赤札は無くなるし、本道は広い鞍部で南の端からいきなり北の端に飛んでいるし、その間やその先には鮮明な「私が本道でござい」といわんばかりの獣道が続いていたりするのでR。

静ヶ岳の分岐をやり過ごし銚子岳に向かうとこれまた大きな鞍部で水の流れた跡が五万とあって人の踏み跡は薄い(あまり人が来ないみたい。人気ないのね、この道)。 赤札は地面に散らばっているし・・・
一度間違えて引き返し本道を見つけて歩いていくと最後に来ましたよ治田峠と銚子岳の分岐にたどり着く前の急登。 これが細尾根ですげぇ急なの。 おまけに登り始めたら銀行から電話が入って・・・説明が納得いかないし、質問にはあいまいな返事をしやがるし・・・大声上げて文句を言いながら急坂を登らなきゃいけない羽目に・・・おかげですげぇくたびれてしまった。 (竜ヶ岳周辺は電話がよく通じるのです。)

縦走路から銚子岳への道は割りに平坦でほっとしたが、前述とおりくたびれ果ててしまい、帰りはその急な坂を下りるのにそれ以上にくたびれてしまった。

縦走路の銚子岳側から見た竜ヶ岳。


縦走路の銚子岳側から見た静ヶ岳


銚子岳から見た御池岳(左半分中のポコッと飛び出してに見えるところが多分“天狗ノ鼻”)



銚子岳の全体像がわかる写真を取れなかったのは残念。疲れすぎです。


今日は久しぶりに膝がガクガクでありんすわいなぁ。