黒法師岳

前回体調不良で途中で引き返した黒法師岳。
再挑戦です。

7:25 ゲートから山歩き開始
体調は良好。
天気は曇り。
もうちょっと雲が薄いと良いのにと思いつつ林道からの紅葉を見ながら登山道へ向かう。


林道歩きはいつも面倒臭いと思う。
歩きやすい道でそれなりに高度は稼げるのだから良いではないか・・・とは・・・考えられない。
だって、『あぁやっと下りた』と一息ついてから疲れた身体で更に歩かなければならないというのがねぇ。

9:30 登山口に足をかける。
最初の30分は前回一度歩いている。
倒木が登山道を通せんぼしているところを過ぎると後はずうっと尾根道。 見晴らしが言い訳ではないがこの登山道は最初から雑木林というか自然林なんだな。 
大木はツガとかモミとかだと思う。 結構カッコいい木だ。




途中から晴れてきてますます気分が良くなってきた。
が勾配がきつい。 そしてその部分が長い。
『かぁきっつぅ』と思いつつ鞍部に出る。
それでも勾配はそれなりにあり幅の広い部分は道がわかり難い。
『よく赤札を確かめないとまずいな』
『帰りのためにビニールテープ巻いておこうかな』
と思ったがそのまま進む。
その先は・・・急勾配が待っていた。
そしてその急勾配は等高尾根まで続くのであった。
等高尾根はとっても見晴らしが良く青空と笹の緑が良いのだ。
ただ風がちょっと冷たい。

この尾根を南に進むといよいよ黒法師岳だ。
黒法師岳に向かって左手、東を見ると・・・・・
『およっ何だあのシルエットは?』
そうです 3,776m です。
西を見るとバラ谷の頭が逆光の中に浮かんでいる。


南にガレ、北は笹。
そして最後の急勾配。
ガレ場のトラバースもあったりして・・・・
頂上とバラ谷の頭への分岐の左を見ると頂上が・・・
頂上自体は見晴らしは良くないのだが木が刈ってあって明るく広い。
バラ谷の頭との分岐は西と南に高い山が無くとても見晴らしが良く気分すっきり。
有名な(?)バッテン三角点も「撮ったどぉ〜」




ここまでは楽しい山登りです。
さて、本当に最後まで楽しい山登りだったのでしょうか?
次回はこの山行の本当の姿が明かされる。
なんちゃって。

真実は「あわや遭難か」系のストーリーが・・・・・
そしてその兆候は往路から既に始まっていたのであった。

今回は写真撮りすぎで・・・且つ後で見ると
『あぁあそこの写真が無いっ』
がかなりある。
Nnnnnnメモリー一杯になって・・・撮ったつもりの写真が無いし、
『一杯だったらいいや』
諦めちゃったのもあってちょっと残念。

往路表話 終わり