竜馬岳 追記

崩落箇所は僕のような奴が何人も居るので既に踏み跡はついているんです。 危なっかしいのは崩落箇所の中の5mくらいかな。 
その部分は完全に土が無くて岩が出ている。 しかも表面が脆くなっているのでちょっと怖い。 でもそれ以外は倒木が滑落を防いでくれるだろうし、手すりにもなるので見た目ほど危ない感じは無いのです。

荷小屋峠から岩嶽神社までは幾つもの鳥居があって本宮までに2−3箇所出社(こんな言葉があるのか知らないけど)がある。
山全体が神社みたいなものだ。
この京丸の辺りは一塊で崇拝対象になっているんだろうな。
そうそうこの神社の狛犬の顔がお猿さんみたいなのよ。

この写真じゃ解りにくいかな。

この辺の山のセンチコガネはピンクというか紫というか、図鑑に載っている一番ノーマルな色のものばかりだ。
鈴鹿には緑色が結構居る。 地理的変異と呼んでいいんじゃないのか。(もう呼ばれているとは思うが・・・)



入手山、岩岳山、竜馬岳、高塚山とその西の京丸山の辺りは岩岳山のアカヤシオシロヤシオの群落があることで有名。 国の天然記念物となっているが、勿論花の季節は外れている。 一番花がいいのはGWらしいがその時金はいつも海に居るのだ。

それはそうとこの辺りの山は本当に展望が無い。
それが面白くないんだよな。
だから「何度も登ってみたい」という誘惑が小さい。
だいたい登山口まで遠いよね。
なだらかだから登り始めはとても良い。
でも基本的に植林地帯の林道なので景色が変わらない。
展望が無くても植物相が変わるとそれだけで面白いものなんですがね。

それにしても日帰りで登れる山がなくなってきた。
大体金にとって丁度いいのはルートがループになっていて往復休憩込みで7時間から8時間くらいの道のりだ。 それより短いとちょっと物足りないし、それより長いとだんだんきつくなる。
だから登れる山が限られてくる。 小屋泊、テント泊と進まないと高い山にいけない。 そうなると「面倒臭がり」虫が出てくる。
慎重に山を選ばないと・・・大体車中泊で山に登るのも面倒だと思っているくらいだからなぁ。

まぁゆっくり選ぶしかない。 自分が満足できる山は人気のある山とは限らない。 
ますます人の入らない山に向かうか、酩酊の金。