御池岳再び

昨年の秋に登ったときはガスガスで何にも見えなかった奥の平、ボタンブチ。 少しだけ晴れてくれた鈴北岳、でも寒々とした草原。
晴れた日に登るぞっ!!! そして今日行ってまいりました。

登りのコースはタテ谷から鈴北岳に向かい丸山から奥の平、ボタンブチへと前回の逆周り(前回は鞍掛峠から下りましたが・・・・)

タテ谷からのコースはコグルミ谷から右に分かれると・・・「あらっこんなに急登が続くの?」ということで金はぜいぜい、汗はだらだら。
救いと言えばバイケイソウの群落だけ。

御池岳は台形の山でありまして、登り始めが急なのは仕方がない故ヒイヒイいいながら登っていくとなだらかで日当たりの良い道にでた。
日当たりが良いと言っても落葉樹林の葉が出てないからで葉が茂れば「日当たりが良い」という表現はできなくなる道だ。谷筋だしね、これも当たり前。でも金好みの道なのであります。

この辺りで猿の姿を確認。 逃げていった。 金は経験がないが野生の猿が山歩きをする人間にいろいろなものを投げつけることがあるらしい。 まぁそんなことを思いながら、そしてこの道の尾根に出る最終段階がとっても急になることを嫌だなぁと思いながらあるいていると動物の白骨が・・・周りを見るとあそこにもあちらにも落ちている。集めて写真を撮ってみました。上あごを見ると臼歯しかない。鹿かなぁ。

それからちょっと行くと風がちょっと冷たく感じてきた。「んだよ、風冷たいじゃん。」と思って獣道のような薄い踏み跡の道を進んでいくと何だか白いものが谷を埋めているように見えた。 「あぁ石灰岩の山だから谷に岩が出ているのか」と思っていた。
・・・・・なんと雪だった。 
夏には流石になくなるだろうから雪渓とはいえませんが、三重県ですよ。標高は1000mくらいのところですよ。5月ですよ。
やっぱりおかしいよ。毎年来ているわけではないので知っている人は笑うかもしれませんが・・・金には・・・金には・・・納得できません。

雪のあるところを過ぎるとますます道が怪しくなってきた。
谷が終わりいよいよ尾根に近づく頃には赤札のある場所と道のある場所がバイパスのように並行している。んんんんん。

まぁいいか取敢えず尾根に出ればそこは鈴北岳から鞍掛峠に下りる道に決まっている。
で、金は正規の分岐から10mくらいずれたところに出てしまった。

北岳はすぐそこだ。晴れてるぞ。嬉しい。


その2に続く