やはり蟲は侮れないし、夕暮れは綺麗だ。

① 場所は『喰いねぇ喰いねぇ寿司喰いねぇ。江戸っ子だってねぇ』のセリフで有名な‘清水の次郎長’の子分‘森の石松’の出身地との噂の高い周智郡森町(三州という説もあるので・・・でも“遠州森の”というのだから静岡県周智郡森町の方が本命だと思うんだけどなぁ)。
週に一度とは言わないがかなりの回数車で走るのどかな田園風景の中を通る農道。
ちらりと田んぼを見ると、稲刈り後に延びた未熟な穂が枯れて兵馬俑のごとく整然と並んでいる。
そこまでは普通の冬の田んぼ(2回目の穂が出てるのは夏が長かったからか・・・そうすると“普通の冬の田んぼ”とは言えないかも)。
ところがその田んぼに網がかけられている・・・ん?何か引っかかるなぁ。
通り過ぎてから戻った。反対から見ると何もない。
『あれ?網がかかっていたはずなのに???』
先に見たのと同じように見てみようと田んぼ見る方向を変えると・・・
『あぁぁぁやっぱり網が・・・』
何だろうなぁとよく見ると蜘蛛の巣(多分)ではないか。
写真の田んぼとその隣の田んぼの全面‘蜘蛛の巣’。
僕には何という種類の蜘蛛の巣だか解らない・・・がこんなに綺麗に(多分)群れで巣を張る(多分)小さな生物。
侮れない。


左右に走る白い筋は全部蜘蛛の巣(蜘蛛じゃないかもしれないけど一般に‘むし’と称される生物の創造物)。


② 冬の晴れた日の夕暮れに一筋の飛行機雲。